やまさ製茶は静岡県・牧ノ原台地の気候風土で大切に育てられた深蒸し煎茶を製造・販売しています。
【やまさ製茶の深蒸し煎茶】
昨今、深蒸し煎茶やカテキンの効果や機能性に対する関心が高まっています。しかし、お茶は本来飲むものです。古来から多くの人々に親しまれた歴史的嗜好飲料と呼べるでしょう。やまさ製茶は創業以来、あくまで「まじり気のない本物の、おいしいお茶の供給」を使命としてまいりました。
【静岡の茶草場農法が世界遺産に認定】
2013年に掛川、菊川、島田市、牧之原市の4市と川根本町の1町の茶草場農法(ちゃぐさばのうほう)が世界遺産に認定されました。
「茶草場農法」とは、茶園の畝間にススキやササを主とする刈敷きを行う伝統的農法のことです。この茶草によって、茶の味や香りが良くなると言われていますが、
同時に豊かな生物多様性の保全にも繋がっています。
【土づくりが基本】
穏やかな気候と、霧の出やすい地形(牧ノ原台地)が良質な茶葉を育て上げます。やまさ製茶は先の「茶草場農法」に加え、魚かすや菜種油かすを中心とした有機質オリジナル配合肥料を使用しています。やわらかく、あたたかく、ちいさな虫たちが暮らす土づくりが基本と考えるからです。
【茶師の五感と科学的品質検査】
ブレンドとは、さまざまな微妙な個性を持つお茶の
長所を引き出し短所を打ち消して、理想とするお茶に仕上げること。
その組み合わせは膨大で、研ぎ澄まされた五感を持つ
熟練の茶師にしても至難のわざ。
その昔、銘柄をひとつ完成させるまでに長い長い
時間をかけ、きっと何度も何度も挫折を繰り返したはず・・・
その困難なブレンドという作業にひとつの大きな
転換点をもたらしたのは最先端の化学分析装置「近赤外分析計」の出現。
この測定機は、わずか15秒という迅速な成分分析を可能にしました。
つまり、それは短時間で意図した理想的な味と香りに
“近づける”ことを意味するのです。
しかし、茶師の研ぎ澄まされた五感だけでも最先端の
科学技術だけでも単独では、独創性豊かな「やまさブランド」のお茶は作れません。
“近づける”と表現したのもそのためです。
五感という“直感力”と科学のもつ“分析力”を掛け合わせることではじめて良いお茶ができるのです。
【農林水産大臣賞他おもな受賞歴】
おかげさまで農林水産大臣賞(鶴印一等一席)を4回受賞しました。
静岡県茶商工業協同組合静岡茶品評会(通称・鶴亀品評会)鶴印一等一席(農林水産大臣賞) 受賞年 昭和59年(第20回)、平成15年(第39回)、平成23年(第47回)、平成26年(第50回)、金谷茶商協会 金谷茶品評会 受賞年 平成25年、28年、29年、香の部優等、平成29年誉の部優等、金谷茶品評会での二部門同時受賞となり、協会初の偉業を達成
【やまさ製茶名古屋営業所について】
当店は昭和48年に愛知県北名古屋市(旧師勝町)に
店舗を構えた静岡産深蒸し茶専門店です。
令和4年(2022年)8月より愛知県一宮市大和町
に移転いたしました。
【所在地】愛知県一宮市大和町南高井字幾路83番地
【電話】0586-52-6672
【FAX】0586-52-6673
★ 一宮興道高校より西へ180m およそ1分です。
カーナビを使う場合住所が表示されないものがあるそうです。
その際は一宮興道高校を目差されるとよいと思います。
日本茶インストラクター 認定番号20-4493
大川 英樹
やまさ製茶本社工場:静岡県島田市
創業:大正10年(1921)5月
緑茶精製能力:日産5000キロ
小袋精製能力:日産3000本
冷蔵庫収集能力:1000トン